2023/09/05〜2023/09/11

2023/09/05(火)
夜勤の合間に昨日の分の日記を途中まで書いてTwitterの下書きに保存する。日記、気がつくと回りくどい内省になっている。これをやめるために日記の練習を始めたというのに。未だに日記の書き方の指針みたいなものが見つからない。見つからないほうがいいのかもしれないが。

 

2023/09/06(水)
夜勤明けで10時くらいに帰ってきて、シャワーを浴びて、何か食べたい気がするが特に食べたいものが浮かばないのでおにぎりとインスタントの味噌汁を食べて寝た。15時くらいに起きる。身支度して近所のカフェでシュー・ア・ラ・クレームを食べた。塩っ気のある薄くてパリパリした食感のシュー生地に柔らかいテクスチャの甘すぎないクリームがミチミチに詰まっている。一口食べて大笑顔。お店の通りに面した大きな窓から見える景色をしばらく眺めた。ドングリに寄って週末用のワインと野菜を買って帰る。夕飯にドングリで買った万願寺とうがらしをじっくり焼いて、鰹節とだし醤油で食べたらびっくりするおいしさだった。こちらも一口食べて大笑顔。

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2023/09/07(木)
夕飯後に筋トレしたらキツすぎて吐きそうになった。ちょっと前の日記で筋トレが続いてると記述したが全然嘘、ぼやぼやしてたら1週間振りになってた。それでもまあいいだろう。

 

2023/09/08(金)
コンビニに寄るとついついキリンの秋味を買ってしまう。旬のものですからね。度数が6%あるためかいつもの缶ビールと同じペースで飲むと早々に酔っ払ってしまう。明日の準備を何もできずに寝た。

 

2023/09/09(土)
大学時代の友達と琵琶湖でグランピング。安くはないお金を払って快適さを手に入れると、大人になったなと身にしみて思う。大きな水がすぐ近くにあることの救いは鴨川の近くに住むことで分かっていたと思っていたけれど、ひと方向に流れ続ける川と、ただそこにあり続ける湖(あるいは寄せては返す波の存在)では全く感じ方が異なるのだと気づく。後者の方がさみしいと感じるのはなぜだろう。日が落ちてからも茫洋とした水のかたまりを眺め続けた。

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2023/09/10(日)
5時に友達に起こしてもらい朝焼けの中、琵琶湖を眺める。明らかに昨晩飲み過ぎていて完全な二日酔い。飲酒の失敗を繰り返すたびにもう酒はやめる、と心の中で宣言するのに次の日には平気で飲んでしまう。消費/浪費の観点で考えると、嗜好品として美味しく飲める内はよくて、単にアルコール摂取目的だけになったらそこでストップするべきなのはわかっている。問題はそれができるかできないかだ。

 

2023/09/11(月)
どうしてもカレー、特にスパイスカレーの類が食べたくなったので昼過ぎにやぐ羅食堂へ。てっきり混んでるかと思いきや他に客もおらず、あいがけカレーをすごい勢いで食べた。案外あっさりした味だったので次は絶対カツカレーにしようと心に決める。そのまま街へ出で丸善で『現代思想入門』と『独立国家のつくりかた』を買う。帰って近所のカフェで『35歳からの反抗期入門』(碇雪恵)を読み始めたらどんどんと面白く、一気に読んでしまった。ものすごい熱量で「わかる」という感情が押し寄せてくる。認めたくはないけど認めざるを得ない自分の醜悪さやどうしようもなさに向き合う時間になった。でもなぜか読了後にはすがすがしい気持ちで胸がいっぱいで、もっと早く読みたかったと後悔するほどだった。