2023/10/31〜2023/11/06

2023/10/31(火)
おとついくらいから左眼瞼のピクつきが続いていて鬱陶しい。顕微鏡を覗くたびにその変則的な筋肉の動きばかりに気が持っていかれて集中できない。レンズの向こうに目を凝らせば凝らすほど気になってしまう。疲労。夕飯にほうれん草まるまる一束使って鍋を作って食べたら食後すぐにお腹がギュルギュル言い出して不穏な予感しかなかった。

 

2023/11/01(水)
案の定朝からお腹が不穏。昼から立派な腹痛といった具合で、早く帰って寝たくなったが夕方にはいつのまにか痛みが治っていた。

 

2023/11/02(木)
忙しい日。週をまたぐ前に終わらせておきたかった仕事が幾つかあったが手をつける暇もなかった。帰りの電車で『ドゥルーズ』、読み終わる。
"マジョリティのなかにもマイノリティはあり、マイノリティのなかにもマジョリティはある。中心にいようが自分はつねに周辺におかれており、正常でありながら自分はつねに逸脱している。それ自身を連結させること。"

 

2023/11/03(金・祝)
昼下がり、久しぶりに御所をぶらぶら散歩して陽の光を浴びたらとても気持ち良かった。11月とは思えない陽気の中にも冬を前にしたさみしさの片鱗を少なからず感じる。夕方、国際会館へコーネリアスのライブを観に行く。いつかの学会発表ぶりの国際会館。どっしりした建築が遠くから見てもオーラを放っている。ライブ自体はめちゃくちゃお金かかってるなという印象。映像と照明演出が豪華だった。あらきゆうこさんのドラムがどっしり重くて良かった。帰って近所のワインバーへ。21時を過ぎると他の客が誰もいなくなってしまい、お店のJさんとバイトの男の子と3人でぺちゃくちゃお喋り。大学院生だというバイトの男の子の飄々とした佇まいを見ていると、不思議とこちらの肩の力が抜けていくような感じがしてとても良い夜だった。

 

2023/11/04(土)
初対面の人と話すことが多くなって、そういう時に割と簡単に"社交スイッチ"が入るようになってきた。単に慣れたということかも。前々からJさんから話を聞いていた人とやっと邂逅。しかし「邂逅」って口に出す言葉じゃないな、と口にしてから思った。書き言葉。

 

2023/11/05(日)
金土と外に出て人とたくさん話して疲れたので今日こそはひとりでいないと自分を保てないような気がした。一日中ぼんやりと過ごした。近所の焼き菓子屋のマロンパイがこの秋食べたもので一番好き。高野川のお気に入り読書スポットで1時間ほど本を読んだ。『にがにが日記』(岸政彦)。

 

2023/11/06(月)
朝、玄関を出たら鮮烈な朝焼け。6:20。思わず写真を撮る。忙しく働き、帰宅。今日から電車で『眼がスクリーンになるとき』(福尾匠)を読み始めた。これも目が滑ったら訳がわからなくなる本なのでゆっくり読む。

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