ラッキーな発掘

5月5日(火)

 

朝からNetflix。『ハーフオブイット』を観る。主人公のかけている眼鏡が自分が使っているものと似ていて、似ているなと思った。愛という言葉では表せない親密さのことを考えた。『波止場日記』を読む。日記の最初の日の書き出し1行目からいちいちかっこいい。労働と思索。労働でいくら憂鬱になろうともわれわれは思索ができるのだ。

お昼は冷凍うどんに塩もみきゅうりと山盛りのかつおぶしを乗せて冷やしうどん。ネギとか大葉とかを切らしていて仕方なくきゅうりを使ったけれど、これが案外おいしい。あ、きゅうりの絵文字かわいいな。🥒。冷凍庫からいつ買ったのか覚えていない鮭の切り身が発掘されたので、晩ごはん用に人参と椎茸と鮭で炊き込みご飯を仕込む。冷凍庫はこういうラッキーな発掘が時々生じるのであまり整理しないほうがいいという持論がある。

スケラッコさんの本を読んでいたら餃子が食べたくなった。奇跡的に強力粉と薄力粉が揃っていたので皮からつくる。皮をつくるのは初めてで、思ったよりも面倒くさい。ちんたら作っているとどんどん生地が乾いていってしまい皮の伸びが悪くなる。かなり悪戦苦闘しながら36枚仕上げる。餃子の皮は複数人でつくったほうがいい。タネの方はスケラッコさんの本を参考にしてピーマンと、半端な残りのキャベツ、椎茸、豚ひき肉ではなく合挽き肉でつくる。しょうがとニンニクは山盛りすりおろした。多めの油で焼いたら、焼き目はカリッとしているのにもっちり食感でかなりおいしかった。大成功。ビールを飲んだ。もう市販の皮には戻れないかもしれない。Netflixで『時効警察』をちょっと見て寝た。