飽き性な性格なのに#1を書いた以降も意外とパスタ熱が冷めなかった。当たり前のことだが、基本が分かってくると応用ができる。応用ができると自由度が増す。自由を手に入れると継続ができる。
批評家の福尾匠が自身の日記に、小倉知巳のペペロンチーノのレシピはよくできた塩ラーメンみたいな瑞々しさがある、と書いていた。作った側からアツアツのうちに食べることがもたらす独特の恍惚感がある。アルミパンもいい具合に傷や擦れがついてかっこよくなってきた。
パスタばかり作っては食べて暮らした日々を振り返ります。
- しらすのマリナーラ
作り置きのトマトソースを使い切ってしまおうとしたらすごい量になってしまった。この辺りからトマトソースの仕込みに慣れてきた。
- しいたけのペペロンチーノ
地味パスタ。これでいい、これがいい。うまみの補強としてのパルミジャーノがポイント。
- マッシュルームのクリームスパゲティー
焼き付けたマッシュルームうまい。
- アマトリチャーナ
パンチェッタ消費レシピ。トマトソースが入るレシピは食べやすい。パスタ皿を新調した。
- タコのアーリオ・オーリオ・コン・ポモドーロ
やっぱりこういうのが好き。魚介に軽いトマトソースを合わせると抜群にうまい。秒で作って、アツアツを秒で食べる。
- 鰯のアーリオ・オーリオ・コン・ポモドーロ
嘘みたいな盛り付けになってしまい笑う。ベッカフィーコを作った余りを2尾も使ったらすごい量に。今回は開きの鰯を買ったので次こそは自分で捌きたい。
ここまでの反省点など
- パスタばかり食べていたら太ってきた
- 美味しくないパンチェッタを買ってしまい落ち込む
- こうも暑いとトマトベースかアーリオベースのパスタばかりになる
- シンプルであればあるほどパスタはうまいという気付き
今後の検討課題
- パスタ以外の地味イタリアン料理をいろいろ作ってみる
- 肉系のパスタを作る(ラグービアンコとか)
- ペペロンチーノ・ピッコロ(イタリアの唐辛子)を手に入れる
- 勉強のためにおいしいイタリア料理店に食べに行く